働くということ
読者諸賢は職を選ぶ時、何を基準にするだろうか。
勤務地、給与、雰囲気、やりがい...エトセトラ。
各々に譲れないものがあると思う。
自分が完璧にその業界で暴れまわれる自信があるならば、その願いはすべて叶うだろう(その前にその業界を支配出来ると思うが)。
ただ、未経験の場合、何かに妥協しなければならない。給与は高いけど勤務地が遠い。やりがいはないけど、職場の雰囲気は良さそう。
ひょっとすると未経験ゆえにすべてを諦めなくてはならないかもしれない。未経験を入れてくれるだけ御の字だと。
我が茨城県には何も無い。恐ろしいほど何も無い。日立と筑波の技術特区ぐらいだろうか。それらをプラス要素としてもマイナス要素が多すぎる。
まず、未だに女性を事務員として雇用してお茶汲みや掃除やコピー取りをやらせる会社がある。ここで差別云々を語るつもりはないが、雑務は社員一人ひとりがこなせばいい話で、そこに人的リソースを割くのは無駄と言わざるを得ない。雑務をこなす人間が無駄だというのではなく、その人にも対外的な仕事を与えて戦力として見なした方が会社にとってプラスだ、と思っているのだ。
次に給与体系。工場が多いせいか日給月給制の企業が多い。なんのための正社員雇用だ。
給与水準も低く感じる。都内と家賃が2~3万しか変わらないのに対して賃金は4~5万安いのではないだろうか。車の維持費もあるというのに。
インターネットが普及して、多少のデジタルに対する温度差はあると思いつつも少しは進んでいるだろうと思ったが、20年近く遅れているような気がする。
これでは人材が育たないだけでなく、茨城に企業が増えず税収が減る。これでは街がゆっくり死んでいくだけだ。
IT企業が密集するメリットは何にもないけどもね。まぁ目標ですので、許してください。
とにかく現代の労働環境にアジャストした企業が茨城の西の方から出てほしいんです。そして俺もそこで働きたい。
今日は企業面接です。頑張ろう。