わたしと技術とマネジメント、およびゲーム

ゲーム制作記アンドゲーム随筆

ゲームのボリュームについて

PS4の容量が深刻な状態だ。

GTAのアップデートファイルすらダウンロードできない。あーあ、PS4が換装型じゃなくて外付けHDD対応してれば増設も楽なのに。

 

今どき外付け不可のハードウェアなんかある?外付けさせないで新しいの買わせて儲けようとする魂胆だろう。まったく、外付け...

 

できるやん。

 

しかも3月9日のアップデートでできるようになってますやん。

 

俺はデジタル時代の鳩時計か?

 

HDD安くなったら買ってこよう。みんごるとドラクエのために。お金ない。

 

今回はそのボリュームとはちょっと違う、プレイ時間的な話。

 

読者諸賢はゲームに何を求めるだろうか。

グラフィック、シナリオ、ロード時間、やりこみ要素。いろいろあると思う。

 

俺は新しい体験を求める。新しいシステムや操作方法など新規で頑張ったんだなとおもうところがあれば評価する。

 

一方でこんな話をよく聞く。

「〇〇はボリュームが少ないから減点」

 

ボリュームとはなんだろうか。

 

具体例を挙げるとバイオハザード7がプレイ時間10時間程度でボリュームが少ない。というコメントをよく見る。

 

ボリュームとはなんだろうか。

 

俺はロックマンX2を30分以内にクリアできる。と豪語して1時間半かかった。だが、ロックマンX2はボリューム不足だろうか?

 

時代は関係する。このご時世ブルーレイディスクになって容量は増えまくり、何百時間と遊べるゲームが増えた。

 

しかし、それは必須なのだろうか?ボリュームが多いことはプラス要素ではあるが、ボリュームが少ないことはマイナス要素ではないと思う。

 

テイルズオブヴェスペリアのプレイ時間は40時間強だった。ちょうどいい塩梅だと思う。ただ、2周目やるほどの気力はなかった。RPGに周回要素を求める人も多いが、一応グッドエンドを見たら次のゲームに進んでも良いのではないだろうか?(個人的な意見なので、相反するご意見があることは重々理解しているつもりだ)

 

ことアクションゲームに関しては周回要素、と言うよりも何回もやりたくなる要素が必要である。超魔界村ヨッシーアイランドスーパーマリオ星のカービィスーパーデラックスなど、データが消えようが何しようが何回でもやりたくなる。これは手軽さだったり、クリアまでの時間が短かったり、単純にそのゲームをやりたいと思わせる魅力が詰まっているからだ。

 

その魅力的なゲームが、全クリするのに100時間かかってしまったらどうだろうか?皆何度もそのゲームを起動するだろうか。バイオハザード2は5回(だったと思う)高評価でクリアすると隠しキャラが使えるようになる。1回のプレイ時間は2時間程度。1回100時間かかったらとても隠しキャラまでたどり着けないだろう。

 

アクションゲームは気持ちよさや驚きなどを短い時間で直感的に体験させなければならないと思っている。それこそが何度もトライしたくなる魔法の正体だと思っている。

 

ディスガイアやMMOのように終わりがないことが面白いゲームもある。しかしそれはそのゲームの特徴、ポイントであって、全てのゲームにボリュームが必要なわけではないと思う。